ラッキー、エアコンあった!でも熱中症!?

学校のエアコン使用について

こんにちは。新潟センチュリーの坂上です。先日、知人から聞いた話に驚いて、思わず筆をとりました。

 

気温ではなく、日付で決めてるの?学校のエアコン使用の実態

先日、知人の息子がある検定を受けに某公立高校に行ったときのことです。

その試験は二次試験ということもあり、順番に試験官から呼ばれマンツーマンで行われる試験でした。

当然控室が必要であり、当日の30℃を超えた気温から考えると、「冷房がきっとつく!」と誰もがと思っていました。

エアコンが設置してあるにも関わらず、7月1日からしかつけることができないようで、結局室温31℃のまま待つこと70分。その子は夜に手足のしびれが有り、診断は熱中症。

その後二日間、学校を休んだとのこと。

 

新潟県の空調普及率が大変低いことは有名であり、これについても早急に対策が必要ですが、あったところで、杓子定規の考え方で使っていては・・・。昨今の暑さは根性だけでは凌げないようです。

 

ところで、平成29年4月現在の普通教室・特別教室を合わせた空調普及率ですが、小・中学校全国平均が41.7%に対し、新潟県は19.4%、高校全国平均49.6%に対し38.4%と極めて低い状況です。

ちなみに東京都は小・中学校が84.5%、高校が77.7%、この格差は凄まじい!