
お盆休みを利用して、帰省や旅行に出かける方も多いのではないでしょうか。
長期間家を空けるときに気をつけたいのが、留守宅を狙った空き巣などの侵入被害です。
「玄関には鍵を掛けたから大丈夫」と思っていても、浴室やトイレの小窓、勝手口、2階の窓などに、施錠忘れが残っていることがあります。
警察庁によると、住宅への主な侵入口は窓や玄関などの開口部です。また、侵入手段として「無締り」による被害も多く、基本的な施錠の徹底が重要とされています。
安心して出かけるために、お盆休み前に確認しておきたい留守宅の防犯対策を5つご紹介します。
1.玄関・窓・勝手口をすべて施錠する

出発前は、玄関だけでなく、家中の窓や出入口を一つずつ確認しましょう。
特に見落としやすいのが、次のような場所です。
- 浴室やトイレの小窓
- キッチンの窓
- 勝手口
- ベランダに面した窓
- 2階の窓
- 車庫や物置の出入口
「小さい窓だから人は入れない」「2階だから大丈夫」と思い込まず、開けられる場所はすべて施錠することが大切です。
玄関の鍵は、可能であれば主錠だけでなく補助錠も使い、ツーロックにしましょう。
また、植木鉢の下や郵便受けの中などに合鍵を隠すのは危険です。侵入者は、合鍵が置かれやすい場所も確認しているとされています。
2.窓からの侵入に備える

一戸建て住宅では、窓が主な侵入口となる傾向があります。窓からの侵入対策として、補助錠、防犯フィルム、防犯ガラス、面格子、雨戸、窓シャッターなどがあります。
お出かけ前には、雨戸やシャッターを閉め、窓の補助錠が正しく掛かっているか確認しましょう。
ただし、長期間すべての雨戸やシャッターを閉めたままにすると、留守であることが分かりやすくなる場合もあります。タイマー式照明やスマートホーム機器なども組み合わせ、家に人がいるように見せる工夫が効果的です。
窓の防犯対策では、侵入を完全に防ぐことだけでなく、侵入に時間をかけさせることが重要です。警察庁では、侵入に5分かかると約7割が犯行を諦めるという調査結果を紹介しています。
3.郵便物や新聞をためない

郵便受けに新聞や郵便物がたまっていると、長期間留守にしていることを外から気づかれる可能性があります。
旅行や帰省で数日以上家を空ける場合は、新聞の配達を一時的に止め、郵便局の不在届なども必要に応じて活用しましょう。
長期不在時には郵便物や新聞の配達を止めること、信頼できる近所の方に声を掛けておくことも良いでしょう。
旅行の予定や留守にする期間を、誰でも見られるSNSへリアルタイムで詳しく投稿することも、できるだけ控えた方が安心です。旅行中の写真は、帰宅後に投稿する方法もあります。
4.家の周囲に死角や足場をつくらない

空き巣などの侵入者は、外から見えにくく、短時間で侵入できる住宅を狙う傾向があります。
出発前に、家の周囲も確認しておきましょう。
- 植栽が伸びて窓や玄関を隠していないか
- 脚立や工具が外に置かれていないか
- 物置や自転車が2階への足場になっていないか
- 勝手口周辺が暗くなっていないか
- 防犯砂利やセンサーライトに異常がないか
防犯対策は、鍵やカメラを設置するだけではありません。
「この家は周囲から見えやすい」「侵入に時間がかかりそう」と感じさせる環境をつくることも大切です。
5.防犯カメラ・照明・インターホンを作動確認する

防犯カメラやセンサーライトを設置していても、電池切れや録画容量不足、通信不良などが起きていては十分に活用できません。
出発前に、次の項目を確認しましょう。
- 防犯カメラが正常に撮影・録画できているか
- 撮影範囲に死角がないか
- スマートフォンへ通知が届くか
- センサーライトが正常に点灯するか
- 録画機器の日時設定が合っているか
- インターホンの録画機能が作動しているか
防犯設備は、設置して終わりではなく、定期的な点検と適切な運用が重要です。政府広報も、防犯設備を設置するだけでなく、有効に活用することを勧めています。
外出先から映像を確認できるネットワークカメラや、スマートフォンと連携できるインターホンを活用すれば、留守中の異変にも気づきやすくなります。
出発直前に確認したい留守宅防犯チェックリスト
出発前に、家族で次の項目を確認しましょう。
□ 玄関・勝手口・窓をすべて施錠した
□ 補助錠やツーロックを使用した
□ 合鍵を玄関周辺に置いていない
□ 雨戸や窓シャッターを確認した
□ 郵便物や新聞がたまらないようにした
□ 脚立や工具などを屋内へ片づけた
□ 植栽を整えて家の周囲の見通しを確保した
□ 防犯カメラの録画と通知を確認した
□ センサーライトの点灯を確認した
□ 信頼できる家族や近所の方へ不在を伝えた
お盆休み前に、住まいの防犯対策を見直しましょう

空き巣対策で大切なのは、「狙われにくくすること」と「簡単に侵入できないようにすること」です。
まずは施錠や家の周囲の整理など、すぐにできる対策から始めましょう。
そのうえで、防犯カメラ、センサーライト、窓の補助錠、防犯フィルム、面格子、窓シャッター、玄関のツーロックなどを組み合わせると、住まいの防犯性をさらに高められます。
新潟センチュリー株式会社には、防犯設備士が在籍しています。建築と防犯の知識を組み合わせ、建物の状況やご家族の暮らし方に合わせた防犯リフォームをご提案いたします。
「どこから対策すればよいか分からない」
「自宅の窓や玄関を一度確認してほしい」
「防犯カメラやセンサーライトを設置したい」
このようなご相談も、お気軽にお問い合わせください。
お盆休みを安心して過ごせるよう、出発前に住まいの防犯対策を見直してみませんか。









